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卵の幻想

文鳥よ
そなたは何故孵らぬ卵を産むのか
自らの身を削ることが愛の証なのか

ならば私はそなたの愛はいらぬ
けれどそなたへ変わらぬ愛を捧げ続けよう

さあ、この指でくちばしをふいておくれ
ただそれだけで私は幸福なのだ

この目が盲いてもそなたの声は聞こえる
すべての音を無くしてもそなたに触れることができる
そなた自身が愛の証なのだ

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