« 誇らしげ | トップページ | お気に入りの椅子 »

さらなる高みへ

鳥よ高く飛べ
雲を突き抜け
天空の果てへと

けれど忘れてはならぬ
糧は大地の恵み
風に吹かれてゆらめく粟穂

黄金に熟れた果実をついばみ
渇きを癒すとき
夜はやってくる
無音の旋律を奏でながら

眠りは卵の記憶へ誘い
すべての問いに答えを差し出す
やがて明けていく空は
女神の光で満ちる

鳥は目覚める
卵の殻を自らの力で割った
生への躍動を胸に

鳥よ高く飛べ
この世の草木一本にいたるまで
すべては汝のもの

|
|

« 誇らしげ | トップページ | お気に入りの椅子 »

コメント

「鳥は卵から戦い出でる。
 卵は世界である。
 生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊せねばならない。
 鳥は神のもとへと飛んで行く。
 神の名はアブラクサスという。」

(ヘルマン・ヘッセ『デミアン』より)

投稿: 乳母や | 2007年1月28日 (日) 20時58分

餅文鳥さん、旅文鳥を超えましたね。拍手)

投稿: 旅文鳥 | 2007年1月28日 (日) 23時44分

>乳母やさん
ああ、また読む本が増えてしまいました。
それにしてもドイツ人恐るべし。

投稿: 文鳥堂 | 2007年1月28日 (日) 23時45分

>旅文鳥さん
まだまだ教えていただくことがたくさんありますよ(汗
よろしくお願いします。

投稿: 文鳥堂 | 2007年1月29日 (月) 11時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24461/13689909

この記事へのトラックバック一覧です: さらなる高みへ:

« 誇らしげ | トップページ | お気に入りの椅子 »